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お節介

昨日、協力隊のOBとして、協力隊に参加しようか考えている多くの人に現地の体験や質問に応えたり、はたまた人生観などを語ってきた。俺が、一通り、現地での体験を語ったところで、今までずっとしかめっ面をしていた若い男の子が手を挙げる。

他の人がたくさん質問するなかで、彼はずっと黙っていたので、俺もヨッシャ来たとばかりに質問を待つ。彼は、口を開けると、
「そういう活動って、現地の人にとって、お節介じゃないんですか」
と。


「彼ら(途上国の人)も僕ら(ボランティア)も、お互いに良い意味で利用しあっている。お節介かもしれないけれど、日本人のよそ者が彼らのために何かをしてあげたいという気持ちが大事で、それは交流するにつれて、彼らも理解してくれる。」
みたいな事を、少し戸惑いつつも切り返した。

しかし、帰る時も、あの人が言った「お節介」という言葉が胸に残る。彼は、別に俺を困らせようとしたわけじゃないだろうし、彼の中の国際協力に対する考えの葛藤なのかもしれない。

一夜あけて今一度考えてみる。確かに国際協力ボランティアなんて、微々たる援助で、お節介かもしれない。しかし、あえてそのお節介が必要なんじゃないかと。
この世知辛い世の中、隣人、近所、地域との関係が希薄になって、歪みができているのは事実。お節介もひとつのコミュニケーション。それさえも、うっとおし いと思った時、近所も、日本も、世界も無味無臭なものになり、機械的、無機質で強きものが弱きものを支配する世の中になってしまうだろう。
そんなの考えただけでも、恐ろしい。

今の世の中、お節介とよばれるくらいのコミュニケーションが必要だと思うだよね。
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>きり
いや、自己満足。その考えです。俺、最後の送別会でみんなに言い放っちゃったもん、その言葉。
でも、自己満足の裏側に、相手側の満足ももちろん考えてやるんだけれどね。
どこかで自分を肯定しないと、この仕事はやっていけません。
Kenta 2008/04/28(Mon)23:03:19 編集
無題
おせっかいであり自己満足だと思う反面、じゃあ俺がやらなきゃ誰がやる?的な役割もボランティアは担っているんじゃないかと思う。豊かな国からボランティアで来て俺らの土地をしったふりで色々やるなよ、っていう現地の人ももちろんいるけど、全員を見方につけることなんてしょせん無理なワケだから、自分がどう思ってどう動くかってところに軸足を置くことしかできないよな~って思うわけですよ。
質問したその彼が自分で「おせっかいだ」って否定的にとらえるなら、それは彼にとっての真実なんだろうねぇ。
・・・・って、書いてるうちになんだかワケがわからんくなってきた。スマン。
きりきりん 2008/04/28(Mon)21:37:24 編集
先ほどは失礼しました^^?
KENTAさん、早速、お返事ありがとうございます。

実は、書き込んだ後で、私のコメントを読んだ方に非常に誤解を与えるような書きぶりではなかったのかと、かなり気にしていました。

不愉快な書きぶりになってしまってすみませんでした。ごめんなさい。

ところで、書き込みに対するコメント、まったくそのとおりだと思います。その‘小さな種’が、未来というか近い将来の‘何か’につながっていく。私は比較的大きな組織やプロジェクトに携わっていると思いますが、プロジェクトの成否の全ては人間関係やコミュニケーションに関わっていると感じています。

お互いに学びあう、そして自分の持っていない‘種’を分けてもらう。

>しかし、心に植えた種には誰も手を出せませんよねぇ。

よくぞ言ってくださったという感じです^^?

規模に関わらず、個人個人それぞれが心を振るわせる‘気づき’を得る。

やはり人として人に向き合わないと、こればかりはモノや本では教えたり伝えたりすることは難しいのでしょうね。

ともあれ、このブログを応援しています。これからもよろしくお願いいたします。
しばやんです。 URL 2008/04/26(Sat)03:03:51 編集
>しばやんさん
最近、思うのは小さな種をまいているのが、国際協力ボランティアだと思うんですよね。
その種を育てるのも枯らすのも大きな組織やプロジェクト。

しかし、心に植えた種には誰も手を出せませんよねぇ。
Kenta 2008/04/26(Sat)00:36:16 編集
>元ゼミ長
そうそう、小さな親切、大きなお世話ってやつ(笑)(よくうちのばあちゃんが言っていたな)

悪いお節介と言えば、最近のメディアかね。あと、政治家(笑)

デナーダ
Kenta 2008/04/26(Sat)00:34:13 編集
すご~くよくわかります^^?
しばやん@マニラです。

初めて書き込みさせていただきます。

男の子の発言、すご~くよくわかります^^?

私も仕事柄、JOCVの方とも話す機会があるのですが、協力隊の活動ってつきつめて考えれば、お互いに楽しければいいじゃん^^?と思いますね。

ちょっと厳しい言い方かも知れませんが、それほど成果を求められているわけでもないし、他のODAのスキームの無償資金協力や円借款のようにハードとしてのものをつくるわけではない。

何が現地に残るかといえば、協力隊員と共に過ごした時間と想い出ぐらいしかない(失礼な言い方になってすみません)んじゃないかなあ。

とすれば、わざわざ地の果ての日本からきた‘若者’と交流することが、その地域に‘新しい何か’をもたらす。それが社会変革のきっかけかもしれないし、なにかの‘希望’かもしれない。

たぶん、突っ込んできた男の子は、自分を過大に評価しすぎているのではないかなと思いました。

いいじゃん、お節介といわれようが、みんなが楽しければ、というのはちょっと言いすぎでしょうか^^?
しばやんです。 URL 2008/04/25(Fri)11:27:09 編集
ナイス切り返し!
よくその質問に答えたねぇ。立派なもんだ。
確かに、KEN*2がグアテマラでやってきたことは
「良い」お節介だったんだと思う。
報告や写真とか観て、よく伝わってきた。

ただ・・・自分の周りを見渡すと
「悪い」お節介みたいのもありそうじゃない!?
自己満足のためだったりとか、
誰かにアピールするためだったりとか。
そうなるともうお節介というより迷惑だな。

なんて考えていると、お節介できなくなるな・・・
良い悪いは横に置いておいて、
まずはお節介と言われるくらい積極的に
コミュニケーションをとった方がいいんだろうな♪

いいヒントをもらいました。
ムーチョグラシアス!
元ゼミ長 2008/04/25(Fri)07:32:32 編集
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