9日間のグアテマラ旅行へ行ってきた。青年海外協力隊から5年半振りの郷帰り。
9日間のうち、実に8日間を小さな村で、グアテマラの家族たちと過ごした。
リゾートに行くわけでもなく、ただ家族と寝食を共にした。それだけがしたかった。
それでも8日間は短かったし、家族もあと2ヶ月休みを取れと不満を漏らした。
久しぶりのグアテマラは、変わっていたし、変わっていなかった。
経済やインフラが発展することによって変わること、得ること、失うことが目に見て取れた。
それとは対照的に、人間の大切な部分、普遍的なものも再認識することができた。
彼らの日常は、昔の自分にとっては日常だったが、今の自分にとっては非日常だった。
でも、それがいとおしかったし、新鮮だったし、だからこそ大切だと思った。
その非日常を再認識して、日本のこれからの自分の人生と活動の糧にしようとさえ思った。
そんなものをこれから、数回に分けて紹介していこうと思う。
===街並編===
オーロラ空港:新しくなり、綺麗になっていたし、観光客受入れ体制万全!
昔の愛想の無い対応とは雲泥の差だった。
「ようこそ テフトラへ」
愛するわが町
まず街に出て驚いたことが、信号が多く見られたこと。
それだけインフラが整備されて交通量も増えた。
そして、信号や一方通行を守るほど、交通マナーが向上していた。
これだけでも、びっくりなのに。
町の中心部には、トゥクトゥクが多く走っていた。
5年前は、古都アンティグアくらいにしか走っていなかったのに。
とはいえ、一歩路地に入れば、長閑な風景。
それでも、馬を見なかったなぁ。
昔は歩けば馬糞に当たったのに。
兄弟とその友だちと村を散歩。
大好きな市場へ。
そこも変わっていなかった。
市場に出れば、元気が出る。
言い値と交渉で、好きな量だけを買う。
そこには会話が生まれる。
街を歩いて、目が合えば、知らない人とでも挨拶をする。
会話を交わす。
街並は、色使いがめちゃくちゃなのに統一感がある。
それらは、必要な「無駄」であるのだと思う。
今の日本にないもの。
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