先日、友だちを引き連れて、俺がやりたいなと思っている仕事をしている会社のお食事に行ってきた。そこでは毎日、外の人を数名呼んでお昼を食べながら、雑談や交流をしているという。
そのシステムに乗っかっていってきたのだけれど、オフィスがすげーおしゃれでびっくりしたのはともかく、俺が「貴社のような仕事をしていきたいんです。」と自己紹介ながら言ったら、相手は「競合ですね」と返してきて、「絶対、うちらのやり方はしゃべらねー」と冗談1/4、本気3/4くらいで返してきた。
結局か、当然か、昼食は友だちの仕事の話しなどがメインになったわけだ。
俺は、ただ情報交換できて、お互いwin-winの関係でも築ければいいなと思って言ったわけだが、相手は、「今まで俺たちが努力してやってきたことを踏み台にして、やられちゃ困る」モードだったわけだ。
その気持ちは、痛いほどよくわかる。
わかるけれども、必ずしも、仕事の方向が同じだとしても、同じ内容のサービスになるとは限らないし、もし、競合してしまったのなら、努力するか、共生か、退散かを選ぶわけだ。どの道を選ぶかもわからないのに、コミュニケーションを断絶してしまうのは、このオープンとかシェアとかが全盛期で隠し事なんてあまりできないような社会では、少し違和感を覚えるなぁ。(企業秘密という技術やシステムなどは別として)
でも、一番共感したのは、その人の仕事に対する気持ちや気概。
社会貢献の分野の人たちの、「絶対成功してみせる!」という力強さや、「サバイバルしていくぜ!」という気概は、外の人にはなかなか伝わりにくいものだし、伝えづらいものがある。
でも、その力強い気持ちは、これからの人たちが「食っていく=生きていく」ためには必要なんだと、こんな草食系男子でも最近思うんです。
ただ、お金が降ってくるよう仕事をしているというのは、もうそろそろできないと思うから。
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