あたたかくなってきました。
東京は桜が散り始めました。この次はハナミズキだね。
檜の花粉がピークで、つらいです。
今日は、仕事のミーティングにでるために東京農大に行ってきた。協力隊の試験振りだから実に6年ぶり。こんなに古い校舎だったっけ?
仕事は、生物多様性とか森林とか、ビオトープとか、省庁とか、助成金とか、協賛企業とか、CSRだとか、なんだかついていくのにいっぱいいっぱいです。しかし、東京に戻ってきたからにはやってやります。こんなんでへこたれていては、群馬の方々に顔向けできない。
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福島の一部の原木しいたけが出荷規制がかかってしまった。
しいたけに対する風評が心配です。
明日あたり、お世話になった原木しいたけ農家さんに連絡してみようと思います。
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今日の朝日新聞のオピニオン欄がおもしろかった。
細川元首相のインタビュー記事なのだが、「日本をリセットして、先端モデルに」という考えだ。今あるものをつぎはぎするのではなく、昔に戻ったっていい、リセットして、ゼロからやり直すという、そんな感じの意見に同意した。
経済は低迷するかもしれないが、質素な暮らしや自然エネルギー、生産と消費の関係を見直す時期に来ていると思う。もうモノで満たされる時代は終わった。自粛とかそういうものではなくて、新しいライフスタイルを確立する時だと思う。そうすれば新しい産業だって生まれる。と思うんだよね。
東京にいると、みんな、モノやお金や情報、刺激にすがりついている気がするんだよね。
もちろんそれらは適度には必要なんだけれど。
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細川氏は、新しいリーダーは、強固なリーダーシップが必要だと言っていた。
東京の新しいリーダーが決まったけれど、彼について行く気はない。
強い信念を持っており、彼も質素をうたってはいるのだけれど、極端に右寄りで、我欲にすがりついているのは彼自身だと思うし、何よりも偏見と差別の固まりな発言は人間性を否定するに値する。
もっと良い候補者が出るべきでしょ。政治は政治のプロがやるべきで、タレント性は素質として二の次でしょう。
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これからの人生を生きるのは、「わざ」と「つながり」だと思います。
わざは、自分が生きていく術を持っているかという事。農業でも良い、大工でも良い、料理でも良い、なにかひとつ自分の手に技術を持っておく事が必要になるのではないかと思う。自分はそれを持っていないのだけれど。
つながりは、そのわざを補完するためのもの。自分でものがないとき、ひとのつながりをつたってそれを手に入れる。要するに、人間・地域・食・自然との関係。それらとつながっていれば、衣食住に苦労しない。
どちらかがあれば、生きていける気がします。
そんなサバイバルな状況が来る事がないこと祈ります。
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