土日に農業と地域の活性化を目指した「農活2010」の第一回目を開催。
梅雨入りした昨今、毎日毎日天気予報を見ては傘マークに溜息を漏らし、前日には中止も考えたけれど、メディアも来てくれるようなので「ええい、やってしまえ!」的に開催を決行。
この企画は、たくさんの大学生を農村に呼んで、農業を通じ地域と交流してもらうもの。
去年から同じものをやっているが、ただ体験と交流だけではなく、今年から少しイベント性を持たせてやっている。
今年の田植えの1日目は、要望があったどろんこ遊びを取り入れてみたた。
どろんこバレーボールやビーチフラッグ、自転車を使ったアクティビティなど、ここかしこで同じものをやっているので、何をしようか頭を悩ませた。
結果、
「田んぼの端っこで『愛』を叫ぶ」ことにしました。
そう、結局どこかの企画のぱくりと言われても仕方ないものなのです。
が、それだけでは終わりません。終わらせない。
その愛の叫びを地域の農家が審査をして、審査を通らないと、これまた地域のでかくて強面の農家(本当はめっちゃくちゃ良い人!)に担がれて、田んぼに投げ込まれるというシステム。
また、良い愛の叫びをした人は、この地域の特産品や農産物、レストラン食事券や宿泊券をプレゼントといった、地域に愛着を持ってもらったり、また来てもらうような仕掛けも忘れない。
そんなこんなでイベント当日。
午後、田んぼには30人以上の若者が集結。農家さんも続々と到着。
そして、イベントは滞り無く進み終了。その後、温泉行って、懇親会をして、サッカー観戦をして、ととても充実した1日。
田んぼで愛を叫ぶというべたべたなイベントを企画したのだけれど、実際に自分もやってみて、これがすごく気持ちいい!
普段、口にして言えないことを、自然の中で、山に向かって、大声で叫んでみると、気分は晴れやか。自分の中にたまっているものがスーッと出て行く感じです。まさにストレス解消にはぴったり。そして、投げ込まれる瞬間は恐怖ですが、田んぼにダイブして泥だらけになるとすごく楽しくなるんだな、これが。
というわけで、参加者もすごく楽しそうな顔をしていて、自分も楽しんでしまった今回の企画。すでに来年はこんなことがしたいという声も上がってきているので、来年は何をしようかなぁっと企んでいる次第。もちろん、この後にお米を植えて、管理して、収穫して、それを広報してなどのイベントが山積み。それもどれも、農を「楽しむ!」きっかけを作れれば良い。それが、俺の役目なのかな。
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司会者に徹し、みんなが落ちるところを時にほくそ笑み、時に大爆笑していたら、最後にお前もやれコール。
これでも、叫んでるつもり。家族と地域の人々への愛を叫びました。
審査員のジャッジはわかっていたものの、なぜか一応見る。
担がれているときが一番恐怖。
ドボン
うなだれる
開き直る。
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