醤油、味噌、納豆、豆腐、煮物などなど、日本人にとって無くてはならない大豆。
昔は畑のお肉と呼ばれるほど、貴重なタンパク源であったのね。
でも、その自給率は、今は5%以下。
日本での生産量は昭和35年41万8千トンから下降を繰り返し、今では23万トン程度と約半分。
人がそのまま食べる分の大豆は、約52万トンから86万トンと1.5倍程度と微増。
しかし、加工用の消費量は、97万4千トンから315万8千トンと約3倍にふくれあがっている。
じゃあ、その足りない分の大豆はもちろん輸入な訳で、昭和35年108万トンだったものが、いまでは、405万トン。
飼料のために使われる大豆は、125万トンと国内の生産量の約半分の値。
要するに加工や飼料のために、大豆をいっぱい生産せざるを得ず、それを輸入に頼っている状態。
納豆や醤油の原料を見ると、そのほとんどが『大豆(アメリカもしくはカナダ産)』となっているはず。
自分たちが食べるもの、特に日本人が古来から食べてきたものくらい、自分の国でまかなうべき。
なのに、たくさんを輸入していて、他の国では食料が枯渇してきているって言うじゃない。
なんか変じゃない?
と、長過ぎる前置きになりましたが、
そんな事で、僕らのNPOでは大豆をみんなで作って、味噌まで作ろうよ。
というイベントを通年で行っている。
9月の末には、第3回目の枝豆収穫祭!
収穫するだけだと、30分でこのイベントが終わってしまうため、
今回は、水をわざわざ山まで汲みに行き、それでご飯を炊き!、
枝豆を釜でゆで!、
いもから手作りこんにゃくを作り!、
炭で焼いたサンマ!、そして
ビール!!!
で頂いたのでした。
次回はとうとう、大豆の収穫。
今月には、このイベントとは別に、サツマイモ収穫祭を行います。
実りの秋を満喫です。
こんこんと湧き出る水を汲む
俺お手製のこんにゃく。食感がいまいち
大根おろしと一緒に頂きました。
こうばしく、味の濃い枝豆さんたちでした。
参考URL:
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html(農林水産省/日本の自給率)
こんなおもしろいソフトウェアもあります。「クッキング自給率」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/zikyu03.html
自分が食べているものがどれだけ国産を使用して、そのパーセンテージはどれくらいか算出してくれるもの。しかし、window版のみなので、私は使った事がありません。
うちのスタッフの大豆成長記録
http://cchhoobbaa.seesaa.net/
知人のニュースにて、
http://news.livedoor.com/article/detail/3838911/
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