今、僕が地域に関する仕事をしているのは、グアテマラでの2年間の経験があったから。その実生活から学んだことが大きく自分に影響を与えている。それは、人々の人生のテリトリーが狭いこと。それは、いまでいう「つながり」だと思う。すぐ近くで主食のとうもろこしが栽培され、売られ、買われ、食べられる=生産と消費の距離が短いこと。ということは、人々と自然の距離も当然近くなる。そして、仕事の時間よりも家族の時間を大事にする=家族がいつも近くにいる→そんな家族が集まる→地域がコンパクトにまとまる→地域内でものごとが循環される。
今、コンパクトシティなんてかっこいい言葉があるけれど、それは昔からあったことを懐古していることに過ぎないだな、と気づいた。日本もそうなれば良いのにって思って活動している。
だから、自分の身の回りにある、あらゆるものとの距離感を近くに感じることができる、そんなことが大事だと思わせてくれたグアテマラの家族が大好きだ。
まぁ、日本に帰ってくると、自分の母親とはケンカばかりなのだけれどね(笑)
11月にそんな家族に会いにいったときの写真。
到着すると、ウエルカムボードならぬ、ウエルカム紙。泣いた。
到着したのが誕生日翌日だったので、祝ってもらった。
この家族と出会うきっかけとなった、俺の弟ビニシオ。
お父さん。働き者で、強くて、優しい。
大好きなお母さん。叱ってくれて、優しい。
そして、5年前にはいなかった兄弟の子どもたち。
俺のことを知らないのに、ずっと待っていてくれたんだって。
この写真、オッパイもんでるみたいだ。
兄のロレンソ。こう見えて、いちばん気遣い屋さん
弟のwalter。今回、送迎とかいろんなことをしてくれた。
帰るときは、手を大きく振って笑顔で別れた。
けれど、飛行機が離陸したとたんに涙が止まらなかった。
仕事を頑張って、また会いに来ようと誓った。
大好きです。いつも愛を教えてくれてありがとう。
しかし、5年前に比べてみんな太ったなぁ。
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