昨日、職場で国際農村フォーラムというものを開催した。
協力隊の帰国報告会では、この地域での研修のインパクトがどうあったのかという熱い想いが帰国隊員から聞くことができた。
そして、自分を含めたIターン者が、なんでこの地域に来たのかを語るパネルディスカッションも行なった。主催側なのに、パネラーってね(笑)
だけれど、どうしてこの地域に来たのか、この地域でどんなことをしてきたのか、これからどんな事をして行きたいのかというのを改めて整理して、大勢の前で語る機会を与えられて、自分への気づきがたくさんあった。
一番大きな気づきは、
「地域振興という仕事が好きだ。」
「この地域が好きだ。」
「家族とふるさとを大事にすることが自分の原点。」
東京でのサラリーマン生活に疑問を抱き、協力隊に行き、
グアテマラで、地域・自然・家族のつながりをまざまざと見せられ、
対してそれが失われつつあるふるさと東京の地域の問題を解決したいと野望を描いて帰国し、
それができなくてふらふらしていたところを今の職場に拾ってもらい、2年と9ヶ月。
農業の知識も経験もないのに、この地域に認めてもらおうと
事務、企画、広報という分野で、もやしっことしてがむしゃらにやってきた(つもり)。
1年目は、体調不良を隠し抱えながら、自分がこの地域に果たせる役割はなんなのかいつも考えていた。
2年目、職場でぶつかりあいもあるけれど、それを乗り越えて自分の役割が見えてきて、仕事ができるようになってきた。
3年目の今も失敗する事は多くあるけれど、なんとか研修も出来るようになって、資金調達も覚え、地域ブランドもたちあげ、なんとか軌道に乗せようとしている。
でも、自分の仕事が地域に還元できているとはまだ思えない。
でも、改めて、こう振り返ってみると、
この仕事が大好きになっている。
この地域と人を大好きになっている。
もちろんふるさと東京や家族に対する想いも変わらない。
そう思ったら、今、自分が出来る事、実現したい事がある。
でも、こういった場ではまだ言えない。できなかったら恥ずかしいでしょ。
言うのは対面だけにしておこう。
だから実行に移すまでは、な・い・しょ。
とにかく、昨日のフォーラムで、自分の熱い思いが沸々と再燃したのでした。
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