フィリピンで農村調査をしていて、出会ったのは「地域のつながり」。
ちょうど、棚田の田植えの時期にあたっていたので、その様子を見に行きました。
そこでは、地域の人々が集まり、一緒に一人のために田植えの作業を行っていました。
作業が終わると、みんなで昼食を囲みます。
ここでは、みんなが一生懸命に、そして楽しそうな雰囲気が伝わってきました。
日本でもまだ残る光景ですが、こうやって地域の人々とともに何かを生産し、生活をともにする、そしてそれを「楽しむ!」という文化は僕にとってすごく新鮮に映りました。
案内してくれたコミュニティリーダーは、
「この共同作業(結いのようなもの)は、ここの文化。なくならないだろうし、なくしたくない。」
その言葉が心に残りました。
(みんなで手で田植え)
(昼食後の歓談)
(バナナの上にご飯を広げて、手で食べる)
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