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ストリートチルドレン in フィリピン

今回のフィリピンでの農村調査の合間に、マニラのストリートチルドレン施設「Kanlungan(カンルンガン)」を訪問。Kanlunganは、マニラのストリートチルドレンや、家族の問題で家に居る事が出来なくなった子どもたちを預かり、支援をしている団体。この施設の子どもたちは、日本で関わっているプロジェクト「ストリートチルドレン芸術祭」への絵も書いてくれていた。

さて、訪れた日はちょうど施設の引っ越しの日であり、子どもと触れ合う機会がなかったが、次の日は、なんとマニラでストリートチルドレン・フェスティバルたるものが行われるらしい。
翌日、地理に不慣れなマニラで、会場となる「子ども博物館」へ。
どうにか到着すると、人、子ども、人、子どもで溢れかえっている。聞くところによると、首都マニラのうち4市から46のストリートチルドレン関係団体が参加し、ブース出展したり、ワークショップをしたりしている。
参加人数はなんと子どもを含め1500人。たった4市だけで、だ。これがマニラ全体となったら、一体ストリートチルドレンの総数と関連団体はいくつになってしまうのだろう?

IMG_2161.jpg

なぜ、そんなにストリートチルドレンがいるのだろう?
意味があって産まれて来たのに、その意味を大人や社会の勝手によって踏みにじられてしまう子どもたち。彼らは、その生を病気、DV、貧困、暴力、ドラッグなどに侵されていく。そして、家族を離れ施設へ。

もみくちゃになりながら、Kanlunganのブースへ。そこでは、ストリートチルドレン自身とスタッフによる家族の大切さを訴える(?)人形劇が行われていた。そこで気づいたのは、ここの子どもたちとスタッフはすごく目が輝いている事。生き生きとしている。
タガログ語もろくにしゃべれない俺を、子どもが手を引っ張り遊びに連れて行く。他の子がボール遊びをせがんでくる。とても、何かしらの理由があった子どもたちとは思えない。

IMG_2155.jpg



会場には、一般的なストリートチルドレンを訴える展示ブースの他に、普段頭を洗えない子どもたちのための洗髪ブース、ボディペイントブースなど子どもを喜ばせる様々なブースが出展。
舞台では、ストリートチルドレンたちによる社会性のこもった迫真の演劇や、ダンス。
フィリピンで有名な歌手も登場し、大盛り上がり。

最初に自分が考えていたストリートチルドレンに対する暗いイメージを吹き飛ばし、乗り越えようとするエネルギーとピースフルな雰囲気に包まれた、すごく素敵なフェスティバルだった。

 
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>ともやん
日本では、環境問題がもっぱら活動的だけれど、こういうこと啓発運動も重要だよね。
このブログのリンク先のストリートチルドレン芸術祭は世界のストリートチルドレンを支援しているよ。
Kenta 2009/02/01(Sun)23:32:21 編集
>かおり
この前は、どうも!相変わらずの天然っぷり発揮の様子を電話からもうかがえて(笑)、良かった。今度来フィリピン時は、是非行きたいな。海にも!
Kenta 2009/02/01(Sun)23:30:56 編集
>いとひー
久しぶり。元気にしてますか?
日本も大変だけれど、周りを見ればまだまだ恵まれた状況。子どもも大人も、前を見て、明るく生きていける。そう思える社会が良いよね。
Kenta 2009/02/01(Sun)23:29:41 編集
素晴らしい
とても意味のある会だよね
僕もストリートチルドレンにとても関心があります。
今度あったときは、色々おしえてください!
ともやん 2009/02/01(Sun)22:03:06 編集
おもしろそう~☆
へぇ~~~、やっぱりマニラは
規模が違うね!ビコールにも
ストリート・チルドレンはいっぱい
いるけど、マニラのようにたくさんの支援団体はないな~。

一応私がボランティアに行ってる
ナガの施設がそのひとつだけど、小さい施設だから、収容できる人数は限られているし。。。

さて、今日も今からそこへ行ってきまーす♪今日は「だるまさんころんだ」でも教えようかな。

そうだ、この前電話ありがとねー!KEN KENにぜひ遊びに来てもらいたかったよ~。
かおり 2009/02/01(Sun)13:11:00 編集
無題
ポジティブに生きるって本当に大切なことだよね。十分幸せなのに不平不満ばっかり言っている人もいるのに、こうやって逞しく明るくも生きられるんだよね。
なんか頑張ろうって思えました。
いとひー 2009/02/01(Sun)12:43:12 編集
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