新洋亭は大正に創業の老舗中の老舗の名店。
名物のカツ丼や懐かしい昭和を感じさせるカレー、カツオだしが絶品のラーメン(冬期のみ)など、種類は 抱負だが、どれもすべて美味しい。昼になると観光客、地元の客が多く訪れる。
その店を切り盛りする旦那さんとあわせて、名物でもあるおか みさんの井上かずこさんが今回の主人公。
かずこさんは、お店をやる傍ら、趣味で始めた絵手紙で多くの人々を巻き込んで活動している。お店には、か ずこさんとやりとりしている方の絵手紙がここかしこに飾られている。
どれも、その人の気持ちがこもっている文章と絵ばかり。
かず こさんには自然塾寺子屋の研修生も時々、プライベートで絵を習いにいく。
かずこさんは、いつも人を思い、地域を思っている。
そんなかずこ さんの絵手紙の輪はどんどん広がり始め、その輪はとうとう高崎と下仁田を結ぶ上信電鉄に日本全国から集めた絵手紙列車というものを走らせてしまうほどに。
僕 らも何かと新洋亭に食べにいくことが多いのだけれど、いつも笑顔で迎えてくれるかずこさん。そして、優しい言葉、温かい言葉をかけてくれる。
僕 が大好きな絵手紙がある。それには笑顔のお地蔵さんたちが描かれ、こう書かれていた
「あなたの幸せをただ祈る毎日です」
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