食に関心が高まる今日このごろ。
うなぎだ、牛だ、餃子だ、バターだ、なんだって、騒ぐ今日このごろ。
では、この関心を受け止めてくれるものはあるのだろうか?
それは、誰かが正直なものを作ってくれるのを待っているだけじゃ、何も変わらない。
たぶん、そう思って来たのだろう。
東京から女子大生数名が農業体験をしに来た。
僕らも、遠くから来てくれるからには、彼女たちに期待以上のものを持って帰ってもらいたい。そう思って、プログラムを作る。
農業体験。これは普通にどこでも出来る。やろうと思ったら、都会の中でも出来る。もちろん
WWOOF(有機農業体験)ならば、有機栽培農家とも関われる。だから、僕たちに出来るのは、それプラス、農村とある意味「濃い」農家と関わってもらう事。
これは、なかなか出来ない。村と地域、そして有機だけじゃやっていけない日本の農業までを知ってもらう。そして、それを持ち帰ってもらって、普段の生活に経験した農業を生かしてもらう。
一泊二日のとてもタイトなプログラムで、疲労の色を隠せない彼女たちだけれど、頭ではなく手で体で感じた大きなものを持ち帰ってもらえたと思う。また、戻って来てもらって、もっと熱い交流をしてもらわなきゃ。
彼女たちの真剣に農作業に取り組み、農家さんと交流する姿がとても印象的だった。
水田の土と水の感触は意外
おばちゃんたちも気になります
二日間で学んだ事をまとめて発表。真剣!
ブルーベリーの管理もお手伝い。取っちゃ、食べ、取っちゃ、、、
僕だって働いてますよ
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女子大生も思ったであろう。僕も再認識した。
今の農業の問題は、生産者、販売者、そして消費者間の意識と距離のギャップであることを。
これを解決するためには、どうすればいいのだろう?常に考えないと。。。
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