がらんとした寝室にて空虚なこころ。
また旅立つときを迎えている。
これまで、いくつの旅立ちをして来ただろう。そして、その度にこの気持ちを抱えてきたのかと思う。
今週いっぱいで、3年間過ごした群馬を離れる。
最初はここで暮らす事に不安を覚えていた。苦しいときもあった。寂しいときもあった。逃げだしたいときもあった。
でも精一杯にしがみついてきた。農村をたのしいところにしようと頑張ってきた。
そしたら自分の仕事が楽しくなっていた。
そしたらこの地域と人が好きになっていた。
そしてこれから、自分の人生の土台を築くために東京に戻る。
実際この地を離れる事は苦しい。
なんで離れる事を選んだんだろう?そう思わない夜は無い。
でもいまひとつの夢がある。
東京とこの地域を橋渡しできるようなビジネスを自分でつくること。
そうすれば東京にいながら、この地域とつながっていることができる。
別れじゃない。この地域との新たな関係を築くために一時的に「空間的」に離れるのだ。
そりゃ、寂しいよ!
だけれどここから離れられるまで成長させてくれた全ての方に、渾身の感謝をもって、笑顔で「これからもよろしくお願いします!」と!
PR