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動く農活!

仕事の田植えイベントをビデオにしたためました。
田んぼを舞台に!稲作をエンターテイメントに!

今年の農業と地域活性化活動も、楽しく!まじめに!元気よく!やります!


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大豆大作戦

DSC04616.jpg土曜日に、一般向け農業イベント「まめまめしく自給率アップ大作戦」を決行。
12人いた参加予定者は6人になってしまったのは反省点。しかし、少人数だから個人個人と話すことができたりと、面白かった点もたくさんあった。

さて、午前中は大豆の種まき。
まず、畑の畝をたて(土を寄せて)、そこにマルチ(ビニールシート)を張る。マルチの穴に一粒ずつ大豆の種を撒いていく。

「この種は食べれるの?」
「なんでビニールを敷くの?」
「枝豆と大豆って同じものだって知らなかった」
「大豆は乾燥させてから収穫するんだね」

参加者から出される素朴な疑問。でも実は、その疑問が大事なのかもしれない。知らないことを知ることが勉強である、とよくお世話になっている農家さんがいっているのも納得できる。

普段農作業をしない自分も長靴をはいて、鍬をもって、土と戯れる。鍬の使い方が下手で土寄せをうまく出来なかったり、余計なところに力が入ったり、畑では右往左往の自分。いやはや、もう少し農業しなければ。

お昼は俺特製(?)の豚汁で、腹一杯になってもらう。

そして今回の大豆シリーズは、農業だけじゃないおまけ体験を毎回つけることにしている。
今回は、地域の方に教わる竹細工作り講習。
細かく切り裂いた竹を用意してもらい、それで様々な飾りを作る。鉢入れ、一輪挿し、ざる(体験では出来ないが)と竹はその形を自由自在に変化させる。今、どこかしこに表れて山林の厄介者になっている竹は、昔はかなり重宝されていた。こういった資源を見直すことが、環境保護なんじゃないの?って思う。

最後には、講師のお母さんからラズベリーのムースまでごちそうしてもらって、今回の体験は終了!準備、開始時間、段取り、コーディネートなど課題はいっぱいある。農活が終わって気持ちが緩んでいたのもあるが、課題は次に活かそうっと。

夜は、NGO時代の友と自宅で、久しぶりのプレミアムモルツを片手に、好きな音楽をかけながらゆったりと語り合う。うーん、至福。

からだとこころはなくすな

グアテマラ時代、標高2500m以上のところに住み、毎日山を歩いて村を廻っていたのはもう3年以上前。運動をしていない体はどんどんとその力を失っていく。おとといに病院にくっついているマッサージ(40分2000円という安さ。また初回はタダ!)に行くと、30代前半のかわいらしいマッサージのお姉ちゃんは、そのSっ気のある会話の途中途中で、俺の体を「やばい!」と連呼する。どうやらコリが尋常じゃないらしい。そりゃ、運動してないもん、ここんとこ。もうちょっと、自分の体の声に耳を傾けよう。

しかし、休んではいられない。
農活も無事に終わり、明日は二週連続の農業イベント企画。そしてネパールのスタディーツアー企画も始まる。純愛のお中元商戦ももっと仕掛けなければならない。そう、9月が終わるまでは猛ダッシュ。立ち止まれば、来年以降の自分に繋がらないと思うから。もうちょっと踏ん張って、未来の自分に向かって仕事をしよう。

そうすると、忙しい振りをするのが自分の癖。忙しいそぶりになり、心に余裕が無くなり、周りに気を使わせてしまう。オーラがネガティブになりかねない。そうすると、仕事だけでなく人との距離も自ずと遠くなる。よく言うが、「忙」は心を亡くすと書く。もうちょっと、自分に自信を持って心に余裕を持とう。

忙しいにかまけて、家庭菜園のミニトマトの2本目が枯れさせてしまった。オレガノの新芽も鳥かなにかにつままれてしまった。この前は、同僚が作った大切な生産物を預かったのに、無くしてしまった。これでも自然や農、食を扱う身。もうちょっと、生きもの、生産物、自然と向き合おう。

でも、これらは全て繋がっている気がする。体があるから、心に余裕が生まれ、未来を見つめ、自分に自信を持って仕事ができ、自然などに真摯に向き合える。基本に戻ろう。自分の体と心を見つめ直そう。

な、よしこさんよ。
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ひとことで「楽しかった」

DSC04508.jpg土日に農業と地域の活性化を目指した「農活2010」の第一回目を開催。

梅雨入りした昨今、毎日毎日天気予報を見ては傘マークに溜息を漏らし、前日には中止も考えたけれど、メディアも来てくれるようなので「ええい、やってしまえ!」的に開催を決行。

この企画は、たくさんの大学生を農村に呼んで、農業を通じ地域と交流してもらうもの。
去年から同じものをやっているが、ただ体験と交流だけではなく、今年から少しイベント性を持たせてやっている。

今年の田植えの1日目は、要望があったどろんこ遊びを取り入れてみたた。
どろんこバレーボールやビーチフラッグ、自転車を使ったアクティビティなど、ここかしこで同じものをやっているので、何をしようか頭を悩ませた。

結果、
「田んぼの端っこで『愛』を叫ぶ」ことにしました。
そう、結局どこかの企画のぱくりと言われても仕方ないものなのです。

が、それだけでは終わりません。終わらせない。

その愛の叫びを地域の農家が審査をして、審査を通らないと、これまた地域のでかくて強面の農家(本当はめっちゃくちゃ良い人!)に担がれて、田んぼに投げ込まれるというシステム。
また、良い愛の叫びをした人は、この地域の特産品や農産物、レストラン食事券や宿泊券をプレゼントといった、地域に愛着を持ってもらったり、また来てもらうような仕掛けも忘れない。

そんなこんなでイベント当日。
午後、田んぼには30人以上の若者が集結。農家さんも続々と到着。

そして、イベントは滞り無く進み終了。その後、温泉行って、懇親会をして、サッカー観戦をして、ととても充実した1日。

田んぼで愛を叫ぶというべたべたなイベントを企画したのだけれど、実際に自分もやってみて、これがすごく気持ちいい!
普段、口にして言えないことを、自然の中で、山に向かって、大声で叫んでみると、気分は晴れやか。自分の中にたまっているものがスーッと出て行く感じです。まさにストレス解消にはぴったり。そして、投げ込まれる瞬間は恐怖ですが、田んぼにダイブして泥だらけになるとすごく楽しくなるんだな、これが。

というわけで、参加者もすごく楽しそうな顔をしていて、自分も楽しんでしまった今回の企画。すでに来年はこんなことがしたいという声も上がってきているので、来年は何をしようかなぁっと企んでいる次第。もちろん、この後にお米を植えて、管理して、収穫して、それを広報してなどのイベントが山積み。それもどれも、農を「楽しむ!」きっかけを作れれば良い。それが、俺の役目なのかな。
 

〜〜〜〜〜〜
司会者に徹し、みんなが落ちるところを時にほくそ笑み、時に大爆笑していたら、最後にお前もやれコール。
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これでも、叫んでるつもり。家族と地域の人々への愛を叫びました。


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審査員のジャッジはわかっていたものの、なぜか一応見る。

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担がれているときが一番恐怖。

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ドボン

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うなだれる

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開き直る。
 

祈る

明日はとうとう農活2010の田植えイベント1日目。

田んぼの真ん中で「純愛」を叫んでもらいます。
愛が農家に通じたら、当地域に関連する豪華プレゼント。通じなかったら、田んぼへドボン。

2日目は、みんなで愛情を込めて、稲の苗を手植えします。

どうか、この大雨が少しでも弱くなりますように。