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北緯15° 西経91.5°LOVE & CULTURE MAKE PEACE! Our Smiles Make Other's Smile.

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この味に恋してる

最初は、嫌いだった。
最初は、食べるたびによくお腹こわしてた。

そんなものが食べたくて、食べたくて、
グアテマラに行く前から、食べたいものをおねだりまでしてしまっていた。

そして、グアテマラの空港から出発するなり、その店を目にして叫んでいた。
「ポヨ カンペーロ!!」
ポヨ カンペーロ(Pollo Campero)はグアテマラではマクドナルド以上の
国民的人気を誇る、チキン専門のファストフード。
叫ぶなりに、食べたいの?と聞かれ、素直に食べたいと行ったら、
昼食に連れて行ってくれた。

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ひとつ食べて、もういいやと思った(笑)

そして、
グアテマラの常食フリホーレス(小豆のような豆の塩orコンソメ煮)。
これに、トルティーヤまたはタマル(とうもろこし粉を練って、葉に包んで蒸かしたもの)、
ケソ(ぱさぱさしたチーズ)、そしてチリモル(トマトと唐辛子、タマネギ、レモン、パクチーのソース)の組み合わせの朝食。
昔はこれがいやでいやでたまらなかったのに、
今回これを食べたときは、本当に感動した。
フリホーレスとタマルに、慣れない日々は何だったんだろうと思うほど、
この朝食の味を懐かしく、いとおしく、そして美味しいと思って、頬張った。
毎日食べても飽きなかった。
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朝ご飯前に出てくる、「モッシュ」。穀物(なんだろう?)と牛乳を混ぜて温めたもの。
これにバナナを足せば、ちょっとお腹にたまる。

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ガルナチャス。小さなトルティーヤを揚げて、
ひき肉&サルサ&たまねぎ&チーズをのせたもの。
パーティの定番。最終日のお別れ会に出してくれた。

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セビチェ(エビのカクテル)。
いろいろな味付け方法があるが、プールに連れてってくれたときに食べたものは
トマトジュースがメインソースになっていた。

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近所の子どもの誕生日会におよばれして、出されたケーキ。
昔はケーキの生地がべちゃべちゃと水っぽく食べれたものではなかったのに、
今やふわふわ生地になっていて美味しかった。
しかし、相変わらずドギツイ色をしたクリームはまずくて、残してしまう。

「今日は、(知り合いの)誕生日にペピアンを作るのよ〜」
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ペピアンは、鶏と香辛料のグアテマラカレーといったところか。
ペピアンを作るために、鶏の解体ショーのはじまりはじまりー。
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頭に血を上らせて、殺したにわとりに熱湯をぶっかけ、

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すばやく羽をむしり取る。

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頭を切り落とし、皮膚に残った毛を焼く。

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内蔵を取り除き、野菜と香辛料をミキサーにかけて、鶏を加えて煮込めば、

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できあがり。

ちなみに、頭は別にして、焼かれていた。
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トマトベースのチリソース。これがあれば、なんでも料理がおいしくなる。

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フィアンブレ。ピクルスと冷たい肉(ソーセージやハムなど)のサラダ。
死者の日にいただく。

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グアテマラの伝統料理。ホコン(野菜をミキサーにかけたシチュー)。

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トルティーヤは、かまどの鉄板で直接焼く。

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インフラは整備されてきていても、かまどは健在。
この薪の炎は、柔らかい温かさを室内にもたらしてくれる。

寒がりの自分は、朝起きるといつも、


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こうやって暖をとる。
グアテマラの母はご飯を作るときに、ここで暖まっている健太郎をいつも思い出すと言う。
それは、このうんこ座りポーズが、グアテマラ人にはできず珍しいからかもしれない。

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死者の日の前日、聖者の日にはとうもろこしのスープ=アトル・デ・エロテを飲むのが習慣だということを初めて知る。
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ペピアンを食べた日には、お手伝いさんも一緒に、お酒を飲む。
ラムのコーラ割り(クーバリブレ)を、お父さんに勧められるがままに、飲んでしまったお手伝いさんはいい気分。その日の洗濯物を終わらせることができずに、ふらふらになって帰りました。

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自分はラム酒のコーラ割りを飲むと頭が痛くなるので、ポーズで勘弁。

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家族とは、だいたいお昼にお酒を飲む。
グアテマラのビール、ガージョ(雄鶏)。
すっきりドライで、日本人好みのビールなのです。
レモンと塩で、毎日1本!

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料理とお酒に欠かせないレモンは、だいたい家の庭になっている。

グアテマラに来て、何を食べても美味しかった。
一般市民がオーガニックコーヒーを手に入れられ、飲めるようになっていたし。
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でも、何が食べ物を美味しくさせるかっていったら、
家族の団らんがあるから、美味しく感じるんだよな。

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こうやって、家族一緒に朝食や昼食をともにすることができることが、
とても贅沢で、食事をより一層美味しくさせていたのだと思う。



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ま、帰りのヒューストンの空港で一人で食べた
ブリトーもおいしかったけどね。でも、やっぱりアメリカンサイズはでかすぎる。
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非日常な日常

9日間のグアテマラ旅行へ行ってきた。青年海外協力隊から5年半振りの郷帰り。
9日間のうち、実に8日間を小さな村で、グアテマラの家族たちと過ごした。
リゾートに行くわけでもなく、ただ家族と寝食を共にした。それだけがしたかった。
それでも8日間は短かったし、家族もあと2ヶ月休みを取れと不満を漏らした。

久しぶりのグアテマラは、変わっていたし、変わっていなかった。
経済やインフラが発展することによって変わること、得ること、失うことが目に見て取れた。
それとは対照的に、人間の大切な部分、普遍的なものも再認識することができた。

彼らの日常は、昔の自分にとっては日常だったが、今の自分にとっては非日常だった。
でも、それがいとおしかったし、新鮮だったし、だからこそ大切だと思った。
その非日常を再認識して、日本のこれからの自分の人生と活動の糧にしようとさえ思った。

そんなものをこれから、数回に分けて紹介していこうと思う。

===街並編===
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オーロラ空港:新しくなり、綺麗になっていたし、観光客受入れ体制万全!
昔の愛想の無い対応とは雲泥の差だった。

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「ようこそ テフトラへ」
愛するわが町

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まず街に出て驚いたことが、信号が多く見られたこと。
それだけインフラが整備されて交通量も増えた。
そして、信号や一方通行を守るほど、交通マナーが向上していた。
これだけでも、びっくりなのに。

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町の中心部には、トゥクトゥクが多く走っていた。
5年前は、古都アンティグアくらいにしか走っていなかったのに。

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とはいえ、一歩路地に入れば、長閑な風景。
それでも、馬を見なかったなぁ。
昔は歩けば馬糞に当たったのに。

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兄弟とその友だちと村を散歩。

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大好きな市場へ。
そこも変わっていなかった。

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市場に出れば、元気が出る。
言い値と交渉で、好きな量だけを買う。
そこには会話が生まれる。

街を歩いて、目が合えば、知らない人とでも挨拶をする。
会話を交わす。

街並は、色使いがめちゃくちゃなのに統一感がある。

それらは、必要な「無駄」であるのだと思う。
今の日本にないもの。

始動、始動、始動!

8月は、なんだかんだで走り回っており、9月に入ると夏バテしてしまいました。
焦る気持ちに体と気力がついて行かなくなっていましたが、なんとか、ここ数日で体調が回復!!
30代を過ぎると、ほんとに体が時々、急に言うことを聞かなくなることがある。先日、高校の同級生同士で飲んでいても、体や病気の話しがあがって、俺らもそんな歳になったんだよな〜、と感慨深くなったもんです。その後は、下ネタで盛上がりましたが。。。

そんなこんなで、急ピッチで準備を進めなければなりません。
10月のブライダルギフト、11月の会社設立、12月のお歳暮とやらなければならないことはいっぱいあるけれど、何せ新しいことが多すぎて、何からどう手をつけていいかわからない!でも、進まなければ何も始まらない。と思って、自分に鞭を打つ。

そして、昨日はお歳暮セットの群馬版を作るために、牛を飼育している畜産農家さんを訪問。
農家さんの想いや経営の話を聞いていると、時間を忘れている自分がいます。
やっぱりこの想いを人に伝えて行くのが自分の使命なのかなぁ、と。

そして、いつも通り、自然塾寺子屋へ。協力隊の壮行会に参加させていただく。(壮行会の様子は寺子屋のブログにて。
地域の人とこれから海外に飛び立つ人、海外から帰ってきた人、そして帰ってきてIターンした人、という大勢の顔ぶれを観ていて、この場を作ってきた矢島さんは、実にすごいことをしてきたなー、と思うんです。
地域に新たな風を吹かせただけではなく、人が交流するだけではなく、人が居着く、帰ってきたくなる、そんな機会とその想いを貫き通している。
そんな人の背中を見て、仕事をさせてもらっていたこと、そして、これからも一緒にさせてもらうことに感謝です。(面と向かっては言いませんが(笑))

そして、農家としてIターンした元協力隊が(自分も研修に携わった研修生が)、会うたびにどんどんと顔つきが変わっていくことに、驚きを隠せません。どんどん大人に、どんどん逞しく、そして地に足をつけて、自分は農業で食っていくんだという、頼もしい姿勢になってきている。そんな自分より若い農家さんと接していると感動してしまう。対して、俺はまだまだ根無し草のまま。「これで食っていくんだ!」という覚悟はあるのだろうか?いや、持たなくてはならない。そして、良い顔して働こう!

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(写真:例によって、二次会はスナック→ラーメンコース。お世話になっている農家さんの誕生日祝いでもありました。)


農を知る旅


tamanegi.jpgフリーランスになりました!
そこで、まずは7月に農に関するイベントを打ち上げます!!


一般消費者が生産者と向き合って色々話が出来る!
自分たちが食しているもののプロセスや想いを伺える。
生産者の人となりを見られる!

ただ単に週末を”ボッー”と過ごすより自然豊かな空間で語り合い、上手いものを食べ、美味い酒が飲める。その上、子供たちは、ザリガニやカブトムシを捕まえられる・・・(Y島さん談)

来週末、群馬に出かけて、一緒に農と自然と仲間づくりを楽しみませんか?






==以下、転送歓迎!===

生産者を知って生産過程を知れば「野菜はもっとオイシくなる!」
農を知る旅 第3弾
「たまねぎクエスト ~ストイックにタマネギに向き合う~」

1. 群馬の農家さんの30度を軽く超えるハウスの中で、一面に広がる「たまねぎ」の皮をむいて、選別、出荷準備まで手伝います。
(ダイエットに最適)

2.温泉に入って、汗を流します。(更に美容にGOOD)

3.自然あふれる屋外でカラカラの喉を潤すために、ビールで乾杯!
(ここでリバウンド)

4.農家やIターン者、参加者同士の交流を図ります。

5.BBQと花火で夏を満喫します。

6.ひろびろ古民家にステイします。(お子様連れは別宅にも泊まれます)

お子様連れにも楽しんでいただけるよう、農作業中は、
地元の保育のプロが、お子さんを自然体験に連れてってくれます!

→たまねぎの作業を通じて、食と農に対して考える機会とします。
→参加者同士、農家、地元NPOや地域の様々な人と交流し、自然も感じ、大人も夏を満喫します。

是非是非、お友達を是非誘って、お越し下さい。

参加費用:7000円。(東京からの交通費、夜1、朝1、昼1の食事、宿泊費、花火代含む)
集合:7月14日(土) 9:00 西武池袋線石神井公園駅
解散:7月15日(日)18:30 同上

参加申し込み連絡先:
share the world(改名計画中)
若尾 健太郎
wakaken2001@gmail.com
080-6709-2403

イベントホームページ(Facebook内)
https://www.facebook.com/events/324828400930874/

若手起業家ってすごいなぁ

昨日は、起業に向けて調査の1日と設定しました。

1軒目は、渋谷ヒカリエにできたd47食堂。d design travelという旅雑誌があって、その編集部が各都道府県の生産者とのつながりを活かした食堂。話題のスポットにあって、流行だけで、中身はどうなんもんだろう?っと勘ぐっていました。いろいろな定食の中で、群馬の味はわかる!と思っていたけれど、残念ながら売り切れだったので、「野菜の味なら少しわかるぜ!」と思って、野菜煮込み定食(大阪)にしてみました。
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そして出されたのは、とてもシンプルな味付けの煮込みなのですが、、、

うんまーい!!にんじんとかも、甘いだけじゃなくて、なんていうかにんじん特有のえぐみみたいなものもあって、THE野菜のオンパレードでした。
1500円と一等地だけに値が張りますが、勘ぐっていた、良い意味で期待を裏切られて、満足。この値段では、田無では絶対に出来ませんがw

さて、次に向かったのは国立。FM西東京のA社長さんに、国立で始まった直売所「しゅんかしゅんか」さんの社長さん菱沼さんをご紹介いただきました。

菱沼さんは、見た目は細身なのですが、その行動力と経営センスと運気に脱帽です。
脱サラをして、大学時代まちづくり活動に携わっていた国立で起業をしに戻ってきて、関わっていたNPOから担い手としてバトンタッチを受け、そのネットワークを活かして、国立・日野の農家さん30軒の地場農産物を集めた八百屋「しゅんかしゅんか」とその系列レストラン「くにたち村酒場」を立ち上げた経緯を聞きました。
お話を聞くと、緻密に計算された経営理論はもちろん、その人的ネットワークが豊かだなぁと感心しちゃった次第です。
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今まで群馬や地方でいろいろな方に出会ってきましたが、これからは地元にもそして地方にもより太いネットワークを築いていかなければならないなぁと思ったわけです。
そして、右脳(感覚)と左脳(理性)をフルに活用して、運を呼び込むことが大事だな〜とも。。。
そんなことを思い、くにたち村酒場に開店直後の17:30過ぎに行ったら、もう満席になっていたことに、Aさんと驚きを隠せませんでした。そして、またまた、まちづくり談義をして夜は更けて行きましたとさ。。。
おれも菱沼さんのように、精力的にがんばろ〜!!!っと。


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