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北緯15° 西経91.5°LOVE & CULTURE MAKE PEACE! Our Smiles Make Other's Smile.

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マニラ交通事情

マニラの交通事情

はっきり言って、久しぶりに驚いた。
交通事情が悪いのは良くある事なのですが、
中米諸国の方がまだマナーが良かった。

まず、交通渋滞。
主要道路は朝から晩まで渋滞。
そのせいもあって、マニラの空気はかなり汚い。
1時間も外にいれば、喉が痛くなってくる。

日本のODAで作られたと言う電車。
ラッシュ時は日本に負けない位の混雑。
乗れなくて、3、4本見送る始末。
それでもこっちの人は、余裕の顔。いいね、その余裕。

あとは、運転マナー。
車線というものはあって無いようなもの。
3車線のところを5台の車が並んでいるのは普通なのか(笑)
みんな追いつけ追い越せで、クラクションとパッシングの嵐。
マナーは悪くても、日本より交通事故死亡率が低いと言う噂。おもしろいね。

そして、タクシーでの一コマ。
夜、一人で帰ろうと思い、タクシーを拾う。
宿泊所まで少し遠かったので、タクシーの運転手が嫌がるかと思ったが、
難なく拾えた。(こちらのタクシーは渋滞のせいもあって、長距離を極端に嫌うらしい)
行き先を告げる。
22:00近くだが、車が多い。やはりこのタクシーも上述のように追いつけ、追い越せをくり返す。片側1車線の道路に入り、信号待ちをしている車の最後尾に来ると、反対側車線に入り込み逆走を始める。
恐ー!!!!
そして、最前列に割り込む。

そして、幹線道路に入ると、どうも様子がおかしい。
猛スピードで異常に車線変更とパッシングとクラクションを繰り返す。
ん?
そして、ガムを噛む。
そして、頭を振り出す。
ん?

バックミラー越しに運転手の顔を覗き込む。
寝てる!!!!
明らかに、目が半分閉じてる!
眠気を覚ますために、車線変更やクラクションを鳴らしていたらしい!

「Are you OK!!!?」

と、言うと、はっと目が覚めたようで、
「OK, OK」
という運転手。

恐ー!!!!

なんとか無事に目的地に着くと、運転手曰く、
「帰って寝る!」

それなら最初から客を乗せんな!

(トライシクル:バイクに補助車両がついてます)
IMG_1479.jpg
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爪きらり

マニラに戻って、報告書と睨めっこ。いやだね〜、フィールドに出たい。。。
さて、ブレイクタイムにフィールドの時の回想を。。。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

IMG_1932.jpgフィリピンに来て、3軒ほどホームステイをしたのですが、その1軒のお父さんの足の爪を見たとき、なぜかピンクに光っていて、変だなぁ〜と思っていたわけです。

そこで、今回通訳をお願いしている人に聞いてみたら、「たぶん、お母さんか誰かにきれいにしてもらっているんじゃないですか。」との事。日本でペディキュアっていったら、女性だけのものだと思っているけれど、ここではそうではないみたいだ。

そのホームステイを出る日、お母さんがペディキュアをしてもらっていたのを眺めていたら、お父さんが「ケンタロウもやりなさい!」と。
「いや、いいです!」と俺。
「やりなさい!」お父さん
「やりなさい!」お母さん
「やってみたらどうですか!?」通訳さん

結局、やってもらうことにしました。
あれから4日くらい経っているのですが、シャワーを浴びて自分の爪を見ると、苦笑してしまう。

IMG_1939.jpg







(完成図:きもちわるい。。。)



カレンダーから世界を見る

2009calendar-ori.jpgもうそんな季節か。

去年から、関わらせてもらっているストリートチルドレン芸術祭のカレンダーが完成。

これは、世界のストリートチルドレンが描いた多くの絵を、日本の著名人が選び出し、
カレンダーにし、その収益金をストリートチルドレンやそれに関わるものに還元するという
スタッフ全員ボランティアの事業。

今年は、インドダラムサラ、ベトナム、メキシコ、グアテマラ、カンボジアといったラインナップ。
もちろん著名人や日本の青少年も多く関わっています。
初期のカレンダーに比べ、明るい絵が増えて来ているというのも印象。
しかし、明るい絵とは対照的な現実があるのも事実。

だからこそ、カレンダーと言う日常使用するものを通じて、世界の現状に
常に目を傾けたい。
世界で今、問題なのは、環境破壊だけではないということを。
未来を背負うのは子どもたちであり、いつも大人の影響でその人生は変わってしまうということを。

このカレンダーで少しでもハッピーな世界を子どもたちと大人たちに配りたい。
さぁ、今年は誰にこのカレンダーを送ろうかな。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
購入は、こちらから。

ワンダフルワールド



メールでふと教えてもらったこの映像を見て、涙を流してしまう、 静けさの中の昼下がり。

『いのちの食べかた』から考える

いのちの食べかた

やっと見た。この映画。
評判には聞いていたけれど、良い映画だった。

物がごとく扱われる動物。
それを扱う機械。
それを補佐する、顔の無い人間。

植物にも触れていたが、
感情が表れない、動けない彼ら(植物)からメッセージ性を受け取るのは難しいだろう。

この映画は、ようするに
先進国の「大量生産、大量消費」に疑問を呈しているのだと思った。
でも、俺は、この言葉を、逆から読んだ方がしっくり来ると思う。
大量生産するから、大量に消費してしまうのではなく、
俺の場合は、
「大量消費、大量生産」だと思うのだ。

先進国の一部の人間が大量に物やエネルギーを消費するから、
大量生産をしなければならないと思うのだ。

食料の場合でも、
少し余分な消費を抑えて(遠出を控える、余計なものは買わないなどをして)、
少し高くても良いから、近くの安心な、そして旬で、最低限必要なものを食べれば良い。
(余談だけれど、これは、日本の農林水産業を守る事にも繋がる)

もちろん、時々は焼き肉だっていい、食べ過ぎも良い。
俺だって、これからも肉を食べるし、マクロビオティックなんて到底無理だし、
ベジタリアンという志向にも疑問符がいっぱいつく。

要するに、肉にしろ、野菜にしろ、贅沢な食べ方(大量の肉を食う、旬以外の野菜を食う、外食をする、外国産のものを食すなど)は「時々」が大事であって、それが過度になり、その志向の人が多くなれば、過度に生産され、大量生産=生態系の破壊、貧富の差、エネルギー問題、紛争といったものが生まれてくると思う。

僕らが、お金、モノ、豊かさという価値観を少しでも変えて、今より少しでも質素な生活、いや「適度」な消費(買う、食べる、使う)をするだけで、大量生産する企業の体制が変わる→企業が操る国政が変わる→諸処の問題が緩和される。

と思うのだけれど、
みんなはどう思うだろう?

P.S. この映画を見て、やっぱりマックには行かねーとこゝろに誓った。。。