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北緯15° 西経91.5°LOVE & CULTURE MAKE PEACE! Our Smiles Make Other's Smile.

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忘れることなく

仕事が今日、納まりました。

土曜日は、農家ネットワークの忘年会。
1軒目、居酒屋。
2軒目、場もかなり末なスナック
3軒目、おなじみのスナック
4軒目、らーめん屋

ラーメン食べた後に、同僚と50m走勝負したら、
足がもつれて、転倒。転び方が悪くて、シャツは破れ、手とあごから血が出るほど負傷。

若くありません。



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東京散歩

東京生まれ、東京育ちです。
でも、東京というものをじっくり歩いたことはない。
実は自分の足下のことを知らない。

昨日、大学院で知り合った友だちと、東京を感じる旅に出た。

 代官山 - DAIKAN-YAMA-             


DSC03066.jpg集合前に、知り合いになった村上さんの漆の個展をめざし、ひとり代官山へ。
高校生の頃、学生服を着たまま代官山に遊びにきたっけな。メンノンなんかの雑誌を読みあさり、それと同じブランドの服を着ることで、背伸びして、少し大人になった気がしていた。
その頃の代官山は、静かにたたずむ住宅地の中に、処狭しと小さい古着屋やジーンズショップが立ち並んでいて、それはそれでいい雰囲気を醸し出していた。いまは、すっかりビルやブティックが整然と並んでいて、昔の面影は一見どこにも無い。

フライヤーを忘れてしまったけれど、昔の記憶を辿り、個展が開かれている和食器屋さんへ。たどり着くまで、ぐるぐると代官山をぶらり。ちょっと変わってしまった代官山だけれど、路地を一つは入れば、昔のようにちょっとアンダーグラウンドなお店がまだまだたくさんあることに気づく。

お目当ての和食器屋さん「暮らす」はアパートの一室をおしゃれなお店に改装し、江戸切り子、信楽焼、そして漆食器などが小さい店内にところせましと並んでいる。

棚におかれているものひとつひとつが手作りであり、暖かみを感じるものばかり。

村上さんの漆食器は、一番奥に陳列されていた。漆独特の光沢と木が持つ温かさと、どっしりした黒の配色。写真に収めようとしたところ、村上さんに「漆を撮るのは難しいんですよ」と言われる。撮ってみると確かに難しい。艶、重量感、そんなものは一眼デジカメ初心者に撮れるものではなかった。

村上さんの作品は、伝統的なかたちのなかにどこか、おしゃれな「あそび」が入っていた。その中で升が気に入ってしまった。黒で染められた升の中に、キリンの模様が一点だけ入っている。そのアクセントがなんともまぁ、おしゃれ。この後、持って歩いて傷つけたりするのが嫌だったので、今度購入することを約束する。お店で箸置き2個を購入して、帰ろうとすると、これまた見入っていたものの一つの箸をプレゼントしてくれる。おしゃれ。ちょっと奮発した料理を作ったときに使わせてもらいます。今日は、朝からいい気分。


 渋谷・原宿 - SHIBUYA+HARAJUKU-          

昔だったら歩いて渋谷まで行ったが、今日は後が長いので東横線で一駅の渋谷へ。DSC03083.jpg
待ち合わせの東急ハンズを目指す。迷う。渋谷は苦手だ。人が多く、その上、入り組んでいる。そこにいる若者の雰囲気もなんか刺々しくて、息苦しい。ここの東急ハンズも迷路のように入り組んでいる。大学院の友だちと合流し、今日、どこ行くか考える。とりあえず、お腹がすいたということで、天気もいいし、ピクニック気分で代々木公園のイベントを見ながら、いっぱい引っ掛けるかということに。歳の差が8歳もある大学生なのに、考えがおっさんなところが一緒にいて、疲れない。

代々木公園では、KODOMO・MUSIC・ARTフェスティバルというものをやっていた。こじんまりとしたイベントで出店も多くない。つまみとビールで地べたに座り乾杯し、音楽が演奏されるのを待つ。周りはヒッピー色の濃い人たちが、ワインボトルを持参し、すでにいい具合になっている。「彼らは、何をして生きているんだ」という学生の問いに、「僕らも周りから同じように見られているだ」という答えが一番しっくりいったようだった。

音楽は、ジャンベとシンセ、トランペットにドラムスをジャズベースに乗せていた。おでんとビールと音楽。ちょっとしたフェスに来た気分。時刻は2時を回っていた。すでに日はオレンジ色になって夕暮れを思わせる。次の目的地を模索する。一人が浜松町から出ている浅草行きの舟に乗りたいという。いいね。そうしよう。









 浜松町 - HAMAMATSU-CHO -            

山手線で浜松町まで20分。浜松町をおりて日の出桟橋を目指す。大学1年のときだったか、高校の男友達とここからフェリーに乗って、新島に行ったっけ。企画したやつは、当初、神津島の宿を取ったつもDSC03109.jpgりでいたけれど、フェリー乗り場で確認したら、宿の在処は新島だった。危うく新島を通り越して、宿が取れていない神津島にいってしまうところだった、なんて思い出もあったな。

出発までの20分、友だちはしっかり職員のおじちゃんにフェリーのどこのポジションがいいかを聞いていた。おじちゃんも慣れたもんで、「下町を見るなら右側、近代的な夜景を見るなら左側。後ろのデッキは寒いけれど、景色が一番いいね。そこで、ビールがあればなお良い。」と、まるで僕らの気持ちを読んでいるような回答をしてくれる。待ち時間にソフトクリームで腹ごしらえ。友だちが食べていたチーズステーキバーガーはスパイスが利いていて美味。

またまたビールとおつまみを買い込み、良い席を確保するために出発前から列に並び、舟が到着したとたんに乗り込む。お目当ての後部デッキに行くとすでに先客が占領していた。どうやら、日の出桟橋は通過点であり出発地点がほかのところにあるか、もしくは片道だけでa6c4ff68.jpegはなく、往復で乗っている客がいるようだった。日本人がほとんどだが、そのデッキには、白人の旅行客もおり、かれらの図体とテンションが大部分の座席を占めているように感じられてしまう。気を取り直し、1階部分のテーブル席のある客席に落ち着く。舟が動き出す。おじちゃんが言っていた下町風情というよりも、墨田川沿いに多くの高層マンションが建ち並び、それを目で追っていく。勝鬨橋などの途中途中の橋々は、形も色も異なり、それがツアーのアクセントとして楽しませてくれる。後部デッキに何度か足を運んでみると、なるほど、窓からでは味わえないワイドな景色が、舟の排気と一緒に楽しめる。夕暮れと夜景が一緒に味わえる良い時間帯に乗ることができた。あっという間の20分ほどの船旅を終えると、有名なうんこビル、アサヒビール本社が目の前にあったので記念撮影。

 浅草 - ASAKUSA -               

舟乗り場から、歩いて2分もすると、浅草寺の雷門の前に。夕方になっても、人通りは多くにぎわいがある仲見世を歩く。昼間と違い、ネオンに輝いた商店も、また一味違っていい雰囲気。浅草寺に到着し、自分は喪中のため、お参りは出来ないというと、「おみくじ」は大丈夫といわれ、なぜか納得し16e64934.jpegくじを引く。
「凶」
やっぱりひくべきではなかった。凶であるからには、しっかりと結びつけてこなければならない。気合いを入れて結ぼうとしたら、おみくじが破れてしまうという始末。このおみくじは今月だけ有効なのでは、と甘い期待を持ちつつも、来年はおごり高ぶらずに、こつこつ努力しようと心に決めた師走。

浅草から上野までの2駅分を歩く。目指すところは、線路のガード下にある赤提灯。新宿の思い出横丁、吉祥寺のハーモニカ横丁の次に行ってみたかった、上野の赤提灯街。アメ横の反対側に位置するその通りは、思った通りの雰囲気を醸し出していて、2駅歩いた疲れも吹っ飛び、テンションも上昇。「大統領」という大きな名前をもつ、友人お勧めのお店は、テーブルといすを通りに広げて、老若男女でにぎわっている。これまたお勧めという店員の女性やおばちゃんは優しさのあるぶっきらぼう。大好きだ、この場末な雰囲気と人情。こんな所を知っていて、しかもそのお勧めポイントがこれだ、という俺の友だちは本当に23歳か疑いたくなる。

823e037b.jpeg路上では少し冷えてきたので、もう一人の友が行きたがっている焼き鳥屋へ。代々木公園以来、ゆっくり落ち着いて話す。大学院に来ているだけあって、話しはまちづくりや政策というアカデミックな話題が中心になる。そういったことを、教科書の言葉ではなく、熱く語れる20代の彼らはかっこいいなぁ。プライベートな話題も盛り上がり、気がつくと終電が近い。彼らは宿はノープランで、マン喫にでも泊まろうと思っていたという。少し遠いが、俺の実家に来て泊まってもらうことに。上野から山手線と西武線を乗り継いで、ひばりが丘へ。実家に到着し、最後の一杯がはじまった。

何がために生きるのか

久しぶりに新幹線に乗ると、すこし偉くなった気分になる。
大人になったような。

小さい時、親父に新幹線に乗っけてもらったのに、車内では超合金でずっと遊んでいて
親父にあきれられた思い出も、ふっとよみがえる。

降り立った二本松は、群馬と同じくらいでさほど寒くない。
バスに乗り換えて、目的地を目指す。
途中で乗ってきた小学生が、「今日ね、あいつの背中にシャーペンをさしてやったんだ!でも、全然痛がってなかったんだー」「おれねー、A君の頭に尖った鉛筆さしたことあるー」などと、まったく悪びれた様子もなく、残酷なことを話している。俺は、その映像を想像して恐くなったんですけど。
この前来たときは、「俺のじいちゃん、うんこしてくさーい♪」って歌ってたっけな。
そんな彼らが降りるのを見届ける。半袖半ズボンでサッソウと駆けていく。俺は、上着3枚+コートなのに。

今日は、機会をもらって今の活動を話してきた。そこには、協力隊活動後に漆工芸家になった村上さんも一緒であった。村上さんは、漆工芸という文化がなくなってしまうのは、仕方が無い。
でも、なくなってしまうのはもったいない。と思い、今の活動をしているそう。
その方の語る口調は、まさに職人。
芯を持って生きてるんだってことを、少ない言葉で、多くを語る。
すごくかっこ良かった。
そんな村上さんは、今度代官山のお店で個展を開くそう。「恥ずかしいから、こないでください」と言われたけれど、覗いてみよう。

帰り道、郡山まで村上さんの車で送ってもらう。
30分ほどの車内の会話であったけれど、お金のためじゃなくて、どうしていまの活動をしているか、
どうやって生きていくのか、何を信念にして生きているのか、
男は人を食わせるために生きていかなければならない、そういう意味で女性と男性では役割は違う、
なんてかなりいろいろなことを語り合う。

講演では自分の活動について自信満々にしゃべったけれど、どうして、俺って今の活動しているんだろう?何のために、誰のために?
村上さんと別れた帰りの車内で、今までも時々頭に浮かんでいたフレーズを、ずっと繰り返していた。

「地域のために」とか「人のために」とか、言っているけれど、どこかこそばゆい。

高崎に到着する前に、キリスト教でもない自分の頭に浮かんだ一つの言葉。
「アイ」
すごく陳腐で、カタカナにしないと記述できないくらい、言うのも恥ずかしい言葉だけれど、
それがキーワードなのかも、と。

確かに恋人もいないし、自分の世帯も無い。手に入る可能性も未知(汗)。
けれど、人々への愛だったり、地域への愛だったり、自然への愛だったり。
その言葉は、置き換えると「つながり」なのか。
そんなものを少しでも、どこかのだれかに、増幅させるために、今の活動があるのかな。
最近、立ち上げた「純愛」というブランド名も、こりゃ運命か。
でも、今の自分には、そんなものを持ち合わせているとは思えない。
そんなやつが、今の活動を成功させることできんのか?

自分の活動をかっこよく正当化させたけれど、また疑問に陥って、
21:00新幹線を降りる。

駅前のヤマダ電機本社で、遅い夕食のために、冷凍うどんとちょっと奮発してプレミアムモルツを買う。

やまはあきからふゆにかわっていく

DSC02987.jpg

やっと落ち着いた今日この頃。
でも、気づいたら師走。来週からまた、ばたばたになるのでしょう。

2週間前に、久しぶりに秋畑の那須地区まで、半プライベートで登る。
民宿のおばあに半年ぐらいぶりに会った。
一人だけれど、元気そうだった。
作り始めていた、干し芋を、つまみぐい。
柔らかくて、あまくて、うまい。

おじいのお墓を訪問。
民家では銀杏を洗っているのだろうか、くさい。

山は紅葉まっさかり。

それから二週間。
すでに山は赤茶けています。
寒い冬がやってきた。
今年は、自分を燃焼させて、冬を乗り切ろう。

DSC02983.jpg

純愛をお届け

DSC03042.jpg
今年も残すところ後1ヶ月ちょっととなりました。

お歳暮に、ちょっとしたクリスマスプレゼント、お祝いごと、
大切な人へのプレゼントのために純愛ギフトセットが誕生しました。

今年産声をあげた純愛ブランド商品が詰まったギフトセットです。
セットの中身は、純愛米、純愛味噌、純愛原木しいたけの3種類。
セット価格は小2000円、中3000円、大4000円(送料込み!)

お歳暮という習慣がなくなってきた今日この頃ですが、
日頃の感謝を込めて、大切な人に、愛情と農家の魅力がぎゅっと詰まった
純愛ギフトはいかがですか。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
純愛ギフトセット
大:純愛米3kg、純愛味噌1kg、純愛原木しいたけ200g
中:純愛米2kg、純愛味噌500g、純愛原木しいたけ200g
小:純愛米1kg、純愛味噌500g、純愛原木しいたけ100g

純愛米:甘楽富岡農村大学校、津田塾大学、自然塾寺子屋による農活プロジェクトで栽培した、お米。農家の白石校長、中里副校長、斉藤さんなど多くの農家の方 の指導のもと、津田塾大学学生の手伝いと、自然塾寺子屋の高野一馬が一生懸命作りました。ひとつぶひとつぶに愛情がこもったお米は、艶と甘さが絶妙。ほっ かほっかのご飯でどうぞ!

純愛味噌:大豆の栽培から多くのボランティアの方に関わっていただき、富岡の加工名人であり、生活改善の講義も こなすスーパーおばあちゃんこと白石静子さんの監修のもと、自然塾寺子屋の新井圭介とボランティアの皆さんで湛然込めて作りました。大豆の味がする味噌。 当たり前だけれど、その味にいちころです。

純愛しいたけ:甘楽町秋畑那須地区において原木しいたけの栽培を行なう中野惣一さんのしいたけ。中野さんは、国際協力研修において講師として活躍するほか、そのしいたけと同様、その熱い心に惚れ込んだファンが多数。その香りあふれるしいたけを一度食べたら病み付きです。

売り上げの一部は、農業と地域を元気にするためのプロジェクト「農活」の運営費に充てさせていただきます。

ギフトセットをご希望の方は、
下記連絡先までお電話、FAX、E-mailにてご連絡ください。
こちらより確認のご連絡をさせていただき、ご希望の送付先までご送付いたします。
振込は郵便振替となります。振り込み用紙を請求書送付先の住所にギフトセット送付と同時に送らせていただきます。

NPO法人自然塾寺子屋
純愛ギフトセット担当 若尾
order@terrakoya.or.jp
TEL/FAX: 0274-74-7369